DENTSU CREATIVE FORCE INC.

柿沼 秀宣

柿沼 秀宣

2013年 中途入社

担当事例
radiko

スマートフォンやパソコンなどでラジオが無料で聴ける「radiko」。2018年4月、「ラジオの中の学校『SCHOOL OF LOCK!』」の
講師たちが「黒板アート」となり登場した巨大広告は、若者たちの間で話題となりました。
「TOKYO FM」とのコラボキャンペーンであるこの事例をもとに、
柿沼氏のクリエーティブプロデューサーとしての姿勢や働き方についてご紹介します。

「撮影なし」で最高のクリエーティブを。
厳しい条件が、黒板アートのアイデアに結びついた。

巨大黒板アートのアイデアが生まれたときのエピソードを教えてください。
当初は、タレントさんを撮影したポストカードや屋外広告を出そうという企画でした。しかし撮影スケジュールがどうしても合わず、「さてどうしようか」と議論した結果「タレントさんを撮影せずとも話題になる広告をつくろう」という方針だけが決まったんです。具体的に案を出していく中で、「じゃあ、黒板アートはどうか」「『SCHOOL OF LOCK!』の集合写真を撮ったら……というイメージは面白いんじゃないか」「実現できれば世界にひとつしかない広告になる!」と盛り上がっていきます。しかし一方で、「掲載できる場所は?」「誰が描くの?」「予算は?」「納期に間に合うの?」などの課題も浮き彫りになってくるんですね。で、そのタイミングで、やたらみんなと目が合う……。それが、私の仕事が本格的にはじまる合図です。

たくさんの人が関わるからこそ、
私のような「調整役」が必要なんだと思う。

巨大黒板アートが実際にカタチになるまでのエピソードを教えてください。
まずは掲載場所を探すことから。黒板アートの掲載許可がおりる場所はあるのか、難しいなら、イベントとして出展するのはどうかなど、いろいろな方法を調べていきました。予算、スケジュール、交通環境問題などすべての条件を唯一クリアできた場所が、池袋駅構内のオレンジロードだったんです。しかし、場所が決まった時点でキャンペーンスタートまで1ヶ月を切った状態。そこから黒板アートを描く作家さんとコンタクトを取り、限られた制作スケジュールでどうすれば完成できるかを考え、実行していきました。もちろん、それで終わりではありません。黒板アートに出演する各アーティストさんや番組チームのチェック、その修正を行う期間もスケジュールに組み込んでいかないといけない。コラボキャンペーンは通常の案件よりも関わる人が多い分、いろいろな方面で大変なことが起こりました。

世の中の人に楽しんでもらえて、
自分たちも楽しめるものづくりに関われること。

この事例でおもしろかった部分、やりがいを感じた部分はどこですか?
スケジュールが厳しく、「もう間に合わない!」と感じるような窮地には何度も陥りました。その度に「無事にゴールするための方法」をいくつも予測していくんです。最悪の場合、納品までに完成しないというケースもあります。「未完成のまま掲載しても、イベントと称して現場で作品を完成させれば、ひとつのパフォーマンスとして成り立つのではないか」「そうなると、どういう段取りを踏めばいいか」「すぐに動けるよう、過去の事例を探しておこう」など、あらゆる準備をしていました。結果的には期限内に完成し、無事に掲載できたんですけどね。実際に掲載された現場を見に行くと、たくさんの人が立ち止まり、写真を撮ってSNSにUPしてくれていました。その様子を見て、無事にやり切れて本当に良かったなと思いましたね。焦りっぱなしの1ヶ月でしたが、それでも楽しく取り組めたのは、チームみんなの協力があったからだと思います。

柿沼 秀宣

どの立場の人とも同じ目線で取り組めるよう、
「徹底的に理解すること」を怠らない。

クリエーティブプロデューサーとして、日々心がけていることは何ですか?
いろいろな職種や立場の人と話をしますが、どんな人の意見に対しても応えられるように「自分がいちばん理解すること」を意識しています。例えば、クリエーティブ職の人たちの発想って、場合によっては専門性が高すぎてわからないときがあるんです。でも、私が理解しないまま説明しても、クライアントが理解したり、納得できるはずがありませんよね。だから「ちょっと理解できないな」というときは、クリエーティブや監督に正直にその意見を伝え、徹底的に議論するんです。彼らと同じ熱量で話せるようになってから、クライアントへの提案や議論を進めるようにしています。そうすると仕事のやり方も変わってくるんですよね。クライアントとの接し方や説明の仕方、プレゼンの方法などやっぱり質が上がるんです。
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